歴史の傷あと…

こんにちは! 西岡です!

いきなりですが、これ何でしょう⁇

分かった方はおられますか? この木の部分ですよ。ってゆーか、これだけではさすがにねぇ… 実はこれ、弾痕なんです。 分かりました⁇  歴史好きの方なら分かった方も多いのでは?

正解はこちら!

 そう、幕末に起こった『禁門の変』で長州藩との激戦の地になった『蛤御門(はまぐりごもん)』です。 1864年の出来事です。明治維新へと進んでいく幕末を起承転結でいうと、『起』の部分にあたるのではないでしょうか。この場所で長州藩との激戦が繰り広げられ、その傷跡が今でもこうして残っているのですね。

という事で、先日京都御所へ行ってきました。 以前は一般公開は年に数日間のみ事前申し込み者のみでしたが、今は事前申し込み不要で通年公開されています。しかも、時間によっては宮内庁の職員の方による解説付きの案内もして頂けますよ!

ちなみに京都御所は京都御苑という広大な公園内にあり、御所は宮内庁、御苑は環境省と管轄も違うとの事で、先ほどの蛤御門は京都御苑にあります。

京都御所は明治になるまで天皇のお住まいだったため、数々の歴史的出来事が行われていたのは当然の事。『五箇条の御誓文』や『王政復古の大号令』等の舞台でもあります。

明治、大正、昭和天皇の即位式が行われた最も格式の高い『紫宸殿』には、いつもは中央に天皇の御座の『高御座』と皇后の御座の『御帳台』があるそうなのですが、2019年10月22日の令和天皇の即位式で使われるため東京に搬送されていて今は写真のみの紹介でした。


その他もまだまだ見どころ満載ですので、見学は宮内庁の方の解説を聞きながら見て回るのがオススメですよ!非常に分かりやすく丁寧に説明してくださいました!

 

 

2019年10月10日