日本一危険な国宝!?

こんにちは! 西岡です!

さてさて、先日の連休を利用して鳥取県に旅行に出かけてきました。鳥取県といえば、鳥取砂丘や鬼太郎ロードや大山が有名どころですが、そちらは以前に旅行してるので今回は鳥取県で唯一の国宝建造物へ。

それがこちら!

三徳山三佛寺・投入堂です!

この投入堂の名前の由来は修験道の開祖がこの断崖絶壁にこのお堂を法力で投げ入れたと言われている事から付けられたそうで、ご覧の通り本当に断崖絶壁に建っております。こちらは日本で一番危険な国宝とも言われていて、何が危険かというと、もちろん建っている場所も危険なのですが、そこにたどり着くまでも危険な道のりなのです!

なんせこちらの本堂までの参詣登山はいわば修行の場。木の根や岩をよじ登ったり、両側が切り立った岩場の尾根道の上を進んだりと険しい道のりになっていて、入山する前には服装や靴等の入山審査もあります。そして一人での入山は禁止されているので必ず二人以上で入山する必要があります。

その服装チェックが終わったら、入山届けに記帳して修行の証の輪袈裟を掛けて出発です。

時間的には往復2時間弱といったところですが、手も足もフルに使って登って行きますので結構体力はいります!途中でリタイアされている方も結構いてました…

カズラ坂では木の根をよじ登り、クサリ坂では垂直に近い所や巨大な岩を鎖だけを頼りに登っていきます。

こんな感じでひたすら登っていきます。

その後も馬の背・牛の背と呼ばれる尾根道を進みます。途中には鐘楼堂や納経堂や観音堂等のお堂がいくつかあり、それらを過ぎるとやっと辿り着けます!

圧巻です! 素晴らしい!

一般の参詣者が入れるのはここまでです。投入堂そのものには入れません。そりゃそうですよね… 断崖絶壁ですもん… 

さてさて、この後は来た道を戻って慎重に下山して参詣終了。

日本一危険な国宝鑑賞…  大変だったけど楽しかった~

 

 

 

2019年09月25日