自立に向けて

こんにちは!西岡です!

先日、日本生命さんの特例子会社である『株式会社ニッセイ・ニュークリエーション』様に見学に行かせて頂きました。

そちらではほぼ全員が何らかの障がいやハンディキャップがあるのですが、皆さんバリバリ仕事をこなしておられました。 もちろん仕事を円滑にこなしていく為に様々な工夫もなされていて、我が社でも是非取り入れたい様なアイデアもたくさんあり、非常に勉強になり、また、いい刺激を受けました。

もちろん大きな会社さんですのでバリアフリーや細かな配慮が至る所に施されていました。ハンディキャップを背負っていても、支援や工夫があれば生活も仕事も難なくこなしていける…。皆さんの働いている姿を見ていて、改めて『支援』というものの大切さを実感しましてた。

ステラでもこういった所で働く一般就労を目指しておられる方もたくさんいらっしゃいます。そこで採用の基準やポイントの話も伺いました。そこでは実習期間を経てから面接へ進むのだそうですが、実習期間での見極めのポイントの一つが、自身の障がいの『受容』があるかどうかだということでした。

つまり、自分にはどのようなハンディキャップがあり、その為どのような支援があると困難な事でも出来る様になるのかを分かっているかという事です。

自分に対する分析が出来てるかどうか…  これは非常に大切な事だと思います。誰かが何とかしてくれるのを待っているだけではいけません。自分に必要な支援を要請することが不便ややりにくさ、生きづらさを解消させる近道です。その為には自分をよく知らないといけません。

また、人に何かをしてもらうばかりでは「自立」への道は遠くなります。自立する為には多かれ少なかれ辛くてしんどい思いもするでしょう。ここステラでも仕事をしながら課題に取り組んだり目標の達成を目指したり等しながら自立を目指しておられる方もたくさんいらっしゃいます。就労継続支援事業所という障がいのある方を支援する場ではありますが、その中でもステラ守口はA型事業所ですので位置付けとしては一般就労に近い位置にあります。「代わりにしてあげる」等のいたせりつくせりという支援はではなく、自分で出来る様になる為のサポートをする場です。そう、あくまで『サポート』なのです。代わりにしてあげるのではなく、自分で出来る様になる為の、言わば自立に向けてのサポートなのです。

その為たまに辛辣なアドバイスを送ることもありますが、そういったある程度の厳しさを持って接する事が『就労』や『自立』やに繋がるのだと思います。

 

 

 

 

2018年09月12日